実は多い!フェイスリフト手術の失敗症例・失敗された時の対処法は?

フェイスリフト失敗

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近年、SNSの普及により美容整形体験を公表する芸能人やYouTuberが増え、美容整形はより身近なものになってきています。

難易度の高い大手術、高額といったイメージがあったフェイスリフトにトライする人も増えてきました。

一方、気軽にフェイスリフト手術を受け失敗し、修正に苦労し後悔する人も増加しています。修正するごとに状態が悪化し引きこもりになってしまったケースも。

この記事では、フェイスリフトの種類や失敗リスクや失敗例、失敗を未然に防ぐ方法について詳しく解説します。

これからフェイスリフトを受けようと思っている人、気になっている人はぜひ参考にしてみてください。 

目次

フェイスリフト整形の種類

フェイスリフトは加齢とともに生じたタルミ、しわといった悩みを改善しリフトアップを図り、理想のフェイスラインや顔貌に近づけるための整形術です。

大きく分けてメスを使用する外科的手術、ヒアルロン酸やボトックスなどの注入や糸を挿入する切らない方法、2種類を組み合わせる方法があります。

また、切るフェイスリフトでは顔のどの部分をリフトアップするのか、内部組織はどこまで操作するのかによって術式が変わります。

下記に一般的なフェイスリフトの種類をまとめました。

切るリフト、切らないリフトを効果持続期間、ダウンタイムの長さ、費用面で比較評価しました。

スクロールできます
効果持続期間ダウンタイム費用
切るリフト皮膚のみ〇おおむね3年~5年×2か月~半年程度40万円~70万円程度
SMAS、じん帯も操作◎半永久的×2か月~半年程度60万円~200万円程度
切らないリフト糸リフト〇おおむね1年~1年半〇2日~1週間程度20万円~50万円程度
注入△おおむね半年~1年半◎1日~3日程度10万円~40万円程度
高周波、超音波照射〇おおむね1年〇1日~1週間程度3万円~20万円程度

※ダウンタイム、効果持続期間は体質により個人差があります

また表上のダウンタイムとは、マスクなしで人前に出ても違和感がない程度に回復するまでの期間を表します 

フェイスリフト整形の失敗リスク

ダウンタイムが短く気軽に受けられる切らないフェイスリフト、1回の手術で長期間のリフトアップ効果が期待できる、切るフェイスリフト。アンチエイジングを目指す上ではとても魅力的ですよね。

気になるのは失敗リスク。ここでは切るフェイスリフト、切らないフェイスリフトそれぞれの失敗リスクを説明します。 

切るフェイスリフト・切らないフェイスリフト共通の失敗リスク

効果が出ない

フェイスリフトでもっとも多い失敗が、手術をしたにも関わらず術前と大きな変化がないというものです。
切るフェイスリフトでは、皮下組織の緩みが大きいにも関わらず、皮膚だけを除去した場合などに起こります。
切らないフェイスリフトでは糸の太さや注入量、挿入・注入位置が不適切であるなどの原因により起こります。

左右差が出る

医師は左右差に気を配り手術を行いますが、経験や利き手の影響から手術後、許容範囲を超える左右差が生じることがあります。

後戻りする

当初は効果が見られたものの、数か月程度しか効果が持続せず状態が後戻りしてしまうことがあります。

機能に障害が生じる

手術後に口や目が開きにくくなる、息がしづらくなる、噛み合わせに違和感が出る、麻痺が生じるといった機能障害を生じることがあります。
薬剤の注入量や注入箇所を誤る、切開時に神経を傷つけるといったことが引き金となります。

切るフェイスリフトの失敗リスク

傷跡が汚く目立つ

切るフェイスリフトでは、傷跡は必ず残りますが、多くの場合時間の経過とともに一般の人が見ても分からない程度になります。
しかし執刀医の技術が未熟だった場合や術後の処置が不適切だった場合、または手術を受けた人の体質などにより、ケロイドや盛り上がった傷跡となり目立ってしまうことがあります。

フェイスリフト整形の失敗症例

それでは実際にフェイスリフトの手術を受け、失敗した人の例を見ていきましょう。

糸リフトの失敗例:効果がないばかりか頬がこけてしまった

施術直後はほうれい線、マリオネットラインの変わり映えがない気はしましたが家で同じ場所での写真を取って見比べてみてやはり変わり映えないことを実感しました。また逆に頬がコケて以前より悪くなっていました。~中略~このまま返金や頬のコケの改善施術等は行ってもらえないのでしょうか?

公益社団法人 日本美容医療協会.オンライン公開相談室

高周波照射によるリフトアップの失敗例:照射後、唇が上手く動かなくなった

4回目の医療ハイフを2週間前に打ちました。まだ、筋肉痛がしていますが、だんだんと痛みが和らいでいます。施術の翌日から口元が変です。
口紅を塗る時、唇を擦り合わせようとしても上手く出来ません。~中略~神経損傷していないか心配です。

公益社団法人 日本美容医療協会.オンライン公開相談室

切るフェイスリフトの失敗例:へこみが凄く老けた印象になってしまった

以前フェイスリフト手術をしました。6時間位かかり大掛かりな手術でした。ですが、片側の頬の脂肪が取られ過ぎたのかへこみが凄く老けた印象になってしまいました。先日脂肪注入にて修正もしました。へこみは大して良くなっていません。

公益社団法人 日本美容医療協会.オンライン公開相談室

切るフェイスリフトの失敗例:頬のたるみ解消の施術で細かい傷がついた

美容外科で頬のたるみ解消の施術を受けたときに、右頬に細かい傷がついたので苦情を伝えたが、認めてもらえない。傷を治してほしい。

内閣府大臣官房政府広報室

失敗されてしまった時の対処法は?

手術を決める前にしっかりと情報収集を行い、医師のカウンセリングで疑問点をすべて解消したにも関わらずフェイスリフトに失敗してしまった…こんな時、どうしたら良いのでしょうか?

下記は2019年以降、国民生活センターに寄せられた美容医療に関する相談件数の推移グラフです。年々相談者数が増えていることが分かります。ここでは、フェイスリフト手術で失敗してしまった時の対処法について解説します。

出典:独立行政法人 国民生活センター”美容医療サービス”相談事例

失敗されてしまった時の対処法を次にまとめました。

  • 切開を伴う手術では手術後3か月程度は傷や腫れの状態は変化します。手術直後は違和感の感じる仕上がりでも失敗とは限らないため、3か月は様子を見てみましょう。
    ただし出血や痛み、発熱といった緊急を要する場合は早急に手術を受けたクリニックに相談してください。
  • 手術を受けたクリニックに連絡し、執刀医に相談します。相談日時や内容、執刀医の説明はノートなどに記録しておきましょう。
  • 執刀医による相談や修正の進捗が上手くいかない場合は、他のクリニックの信頼できる医師に相談してみましょう。
  • トラブルが解決しない場合、国の消費生活センター、国民生活センターに相談する方法もあります。
    相談窓口についてはこちらをご参照ください。

失敗を未然に防ぐことはできる?

フェイスリフト手術は他の外科手術と同様、100%失敗を防ぐことは難しいです。

しかし多くの失敗は事前に対策をしっかり行うことで、防ぐことは可能です。フェイスリフト手術を検討している人が留意すべき点を以下に紹介します。

  • フェイスリフト手術の実績のある医師に依頼しましょう。
  • カウンセリング~執刀まで一貫して同じ医師が行うクリニックを選択してください。
  • 事前にすべての費用の見積を出してくれ、それ以外の費用が生じないクリニックを選択します。
  • 納得いくまで質問に答えてくれる医師や時間を用意してくれるクリニックを選びます。
  • どのようなアフターフォローが用意されているかをしっかりと説明してくれるクリニックを選びましょう。
  • 質問を何度もすると態度が悪くなったり、面倒そうな雰囲気を出すクリニックは問題が起きた時に同様の対応をします。絶対に選ばないようにしてください。
  • 手術費用が相場より高すぎないか、また逆に安すぎないかを確認しましょう。
  • フェイスリフト手術の効果に期待しすぎると、手術が成功していても失敗と感じられるケースがあります。手術前にしっかりと医師と着地点のすり合わせを行いましょう。

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