エラ削り整形の失敗リスク・症例まとめ

エラ削り失敗

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すっきりと整ったシャープなフェイスライン、美しい卵型の小顔は女性の憧れ。

小顔になりたい女性にとって、張り出したエラは悩みの1つですね。手術で削り、小顔になりたいと考える方は多いです。

  • エラを削って小顔になれる?
  • 万が一失敗したらどうなる?

このような不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、エラ削り手術の内容・効果、失敗した時のリスクや症例、修正について詳しくお伝えします。

目次

エラ削り整形で小顔になれるの?

エラが目立つ原因となるのは「骨格」「筋肉」の2つです。このうち骨格が原因となるエラの張り出しは、エラ削りの手術による改善が期待できます。

下記に原因と治療についてまとめました。

骨格が原因筋肉が原因
状態図Aのように下顎角(かがくかく)部(エラ)が外に飛び出している
図Bのように下顎全体が厚く、外側に向かって張り出している
物を噛んだり、かみしめる際に使う咬筋(こうきん)という筋肉が過剰に発達している
治療方法エラ削り手術エラボトックスなど

エラ削り手術の内容

一般的なエラ削り手術の内容は、おおむね下記の流れとなります。

上の図Aの方のように、エラ部分のみが外側に張り出しているケースでは、エラのみを削りフェイスラインを整えることが可能です。

Bのように下顎全体が厚いケースでは、エラ部分だけでなく、下顎全体を均一に削り薄くすることが必要です。

術前の状態が上の図Aの場合

  1. 医師のカウンセリング後、レントゲンや3Dモデルなどを用い、術前の状態と術後のシミュレーションを行う
  2. 下顎角(エラ)部分を削って除去する

術前の状態が上の図B、またはA・Bが混合している場合

  1. 医師のカウンセリング後、レントゲンや3Dモデルなどを用い、術前の状態と術後のシミュレーションを行う
  2. 下顎角(エラ)部分を含む下顎を広範囲にわたり削り除去する
  3. 場合によっては、顎の内部組織と接する「外板」と呼ばれる部分を削って薄くする
  • 手術は全身麻酔で行う
  • 手術時間は3~4時間程度が一般的
  • 術後1日間のドレーン留置、3日~1週間程度のフェイスバンテージ装着を行うクリニックが多い

エラ削り整形の失敗リスク

エラ削り整形手術を受けた場合、失敗のリスクはあるのでしょうか?

実際に手術を受けようとしている方は非常に気になるところですね。ここでは、エラ削り整形で考えられるリスクについて解説します。

失敗リスク①術前・術後で見た目に変化がない

そもそもエラが目立つ原因が骨ではなかった場合や、削る量が少なすぎた場合、削る箇所が適切でなかった場合などに、手術後の見た目に変化があらわれないリスクがあります。

失敗リスク②術後のフェイスラインが不自然になる

削る量や箇所が適切でなかった場合、術後のフェイスラインが不自然になることがあります。下顎全体を薄くすべき症例に対し、エラ部分のみを削り、段差のある輪郭が形成されてしまうケースが多く見られます。

失敗リスク③術後のフェイスラインがたるむ、皮膚が余る

まれに見られるケースですが、術後エラを削った箇所の皮膚があまり、たるんでしまうリスクがあります。

失敗リスク④噛み合わせに不具合が出る

術中に下顎の関節を誤って傷つけることで、術後に噛み合わせ不全が生じてしまうケースがあります。

エラ削り整形の失敗症例

ここからは、エラ削り整形を受け失敗してしまった方の症例をご紹介します。

失敗症例1.術後の輪郭が不自然

顎の輪郭も筋肉がでこぼこして窪んでいる部分や凸が多くあり一見してなだらかではありません。さらに、話すと勝手に筋肉がピクピクと動いたり、いびつな形になります。

JAAM 日本美容医療協会 オンライン公開相談室

失敗症例2.術前より顔が大きく見える

半年前にエラ削りをしたのですが、術前より顔下半分の横幅が大きくなりました。横から見ると確かにエラは削れています。しかし正面から見るとパーンと膨らんでいる感じで下膨れ状態です。

JAAM 日本美容医療協会 オンライン公開相談室

失敗症例3.術後フェイスラインに左右差が生じた

右側は角が丸くなりましたが、左は削られたのか?ぐらい変わってません。骨の部分(輪郭)を触ってみると一円玉より小さい1mm程度の少しの凹みがあります。左右かなりエラの大きさが異なります。

ヤフー知恵袋

失敗症例4.術後に唇の感覚に麻痺が生じた

術後腫れがひいても、右唇の下の感覚がありません。術後2年程は違和感が出ることもあると説明を受けていたので様子をみていたんですが、全く変化はありませんでした。

弁護士ドットコム

知識をしっかり持った経験ある医師による手術であれば、上記のような失敗症例はそれほど気に病む必要はないかもしれません。

せっかく美しい小顔を手に入れるために受けた手術で、上記のような失敗に悩まされないよう、クリニック・医師選びはしっかり行い、不明点や不安はカウンセリングで質問しましょう。

失敗した時の修正は可能なの?

しっかりクリニックや医師についてリサーチし、カウンセリングでも不安な点はすべて確認したはずなのに失敗した…

そんな時、はたして修正は可能なのでしょうか?

結論からいうと、修正が可能かどうかは、失敗内容×術後の状況のケースバイケースとなります。具体的にどのような失敗・状態なら修正が可能か、不可能かを下記にまとめました。

修正可能修正不可能
術後しばらく経ってから、下顎の皮膚のたるみが目立つようになった
削った量が少なく術前術後で変化が見られない
下顎全体を薄くするべきところ、エラ部分だけを削り、フェイスラインが不自然になっている
フェイスラインが不自然だが、すでに内部組織ギリギリまで削ってしまっている
感染している
麻痺が生じている
傷跡にケロイド、拘縮、肥厚性瘢痕などが生じている

美容整形手術では、傷や内部組織の状態が落ち着くまで6か月程度はかかると考えられています。

痛み、出血、発熱といった感染や重篤な合併症を疑う場合以外では、術後6か月経過まで状態を観察します。

その後も失敗と思われる状態が続く場合は、執刀医やセカンドオピニオンで修正相談を受けましょう。

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