【妊婦さん必見】マタニティエステの効果!いつから受けてOK?妊娠線ケアは?

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妊娠中の女性は、出産に備えるため、身体にさまざまな不調や変化が起こります。

出産後、もしくは授乳が終わるまでの期間はお薬も飲めないため、無理を重ねているママも多いのではないでしょうか。

そんな妊娠中のお悩みに寄り添い、心身ともに健やかに過ごせるようお手伝いしてくれるのが、「マタニティエステ」です。

なかには「マタニティ期間中はエステやマッサージといった施術を受けることは避けるべき」という意見もあるでしょう。

しかし、マタニティエステはブライダルエステと同じように需要が高まっており、サロンやホテル、クリニックなどさまざまな場所で受けられます。

お腹の赤ちゃんのことを考えてエステを避けなければならない期間もありますが、基本的には「安定期に入ってから医師の了承が出れば受けてもよい」と言われています。

そこでこのページでは、「マタニティエステって実際どうなの?」という女性に向け、マタニティエステが受けられる期間やおすすめのメニュー、受ける前の注意点などを解説します。

最近は授かり婚も増えているので、ウエディング期間中のブライダル&マタニティエステについても紹介しますよ。

結婚式と出産を控えたママにもうれしい内容を盛り込んでいますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

妊娠中は疲れを感じやすい

妊娠中は思った以上に疲れやすさを感じやすい体質になっています。

98%の女性が妊娠中に疲れやすさを実感している

ピジョンの「育児ママアンケート」によると、「妊娠中は疲れやすいですか?」という質問に「すっごく疲れやすくなる」と回答したママは71%、「まあまあ疲れやすくなる」と回答したママは27%という結果が出ています。

つまり、このアンケート結果をもとにすると、「妊娠している女性のうち、98%が疲れやすいことを実感している」という結果が出ているんです。

これは、妊娠したことで体内で分泌される女性ホルモンの量が増加しているためです。

脳から指令が送られることで大量の女性ホルモンが分泌され、そのホルモンに身体を慣らそうとすることからエネルギーを使って疲れてしまうのです。

疲れのほか、肌トラブルやボディラインの変化も…

とくに妊娠初期はホルモンバランスが乱れやすく、肌のバリア機能が低下することによる乾燥や毛穴の詰まり、ニキビ、かゆみなどの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。

また、妊娠中に大量に分泌されていた女性ホルモンは、出産を終えると急激に減少するため、今まで使っていた化粧品が合わなくなったり、日光に過敏になったりするケースも…。

さらに、妊娠・出産の影響は肌だけではなく、体型に現れやすいことも悩みの種でしょう。

なかなか産前の体型に戻らず、妊娠線や産後太りなどが気になるママも多いと言われています。

「元気に産まれてきてくれさえすればいい」とは言うものの、肌荒れや産後太り、疲れなどが酷くなってしまえば、出産後に結婚式を控えたママはもちろん、育児や仕事を控えているママにとっても大問題でしょう。

マタニティエステは、身体の変化に悩む妊婦さんにおすすめ

身体の不調や肌トラブルに悩む妊婦さん、ママさんには、「マタニティエステ」がおすすめです。

結婚式前に二の腕や太ももなどのボディラインを磨くブライダルエステと同じく、マッサージやフェイシャルマッサージなどが受けられるマタニティエステにも人気が高まっています。

店舗によって施術の内容は異なりますが、疲れやすさを感じている妊婦さんにおすすめのメニュー、妊娠期間中に結婚式を挙げるママ向けのメニューなどさまざまな種類があるのもうれしいポイントです。

ウェディングドレスを美しく着こなすための機械を使わないスリミングケア、妊娠中でも受けられる低刺激のメニューなどが用意されている店舗も多いため、きっとあなたにぴったりのサロンが見つかるでしょう。

記事の後半では、サロン選びのポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

マタニティエステはいつからいつまで受けられる?

妊娠期間中のマタニティエステには、受けても大丈夫だと考えられる期間と避けるべき期間があります。

ここでは、マタニティエステがいつからいつまで受けられるのか見ていきましょう。

妊娠16週を迎えて安定期に入ってからが望ましい

妊娠初期には身体がとくに不安定な時期のため、つわりや流産などのリスクが高まります。

そのため、マタニティエステやマッサージを受けるなら安定期である妊娠16週を迎えてからが望ましいと言われており、多くのエステサロンで同じような基準を設けています。

とはいえ「妊娠初期だけどつわりがないからマッサージを受けたい!」というケースもあれば、「マタニティエステを受けたいけど、安定期に入ってからなにかと体調が悪い…」というケースもあるでしょう。

やはり体調や症状には個人差があり、なかには医師へ相談するという前提条件付きで妊娠初期からの施術を受け付けているサロン、マッサージ店もありますので、近くの店舗に問い合せてみることをおすすめします。

妊娠35週目までは施術が受けられる

安定期に入った後は、妊娠35週目ほどまでマタニティエステやマタニティマッサージの施術が受けられると言われています。

とはいえ、口コミを見てみると「臨月でも対応してくれた」「予定日の直前に受けた」などと記載されているケースもあり、やはり個人差や医師の判断によって受けられるタイミングは異なります。

いつ赤ちゃんが産まれるかわからない状態ではありますが、「気分や体調の悪さが少しでも改善されるなら…」と考えるママも多いでしょう。

もし35週以降にマタニティエステやマッサージに行くのであれば、家族に送迎を頼む、家族の連絡先や産院の情報を記載しておくなど、できるだけ安心して受けられるように工夫しましょう。

マタニティエステを受ける前に

ここでは、マタニティエステを受ける前に知っておきたいポイントを紹介します。

妊娠期間中は何かと制限が多いため、「エステやマッサージくらい…」と思う方もいるかもしれませんが、以下の3つのことに気を付けてくださいね。

医師に確認し、その後も近況報告をする

まず、マタニティエステやマタニティマッサージを受ける場合、必ずかかりつけの医師に確認を取りましょう。

マタニティエステサロンやブライダルエステ、ホテルのマタニティマッサージなどを受ける場合はもちろん、セルフマッサージを始める場合も事前に相談することをおすすめします。

そして、実際に通い始めた後も、定期検診や診察の際に近況報告することが大切です。


医師が失念する可能性もゼロではないため、「マタニティエステに通ってるんですけど、まだ受けても大丈夫ですか?」などと近況報告を兼ねながら確認するとよいでしょう。

また日記や手帳などに受けた施術やコースの内容、状態などを記しておくと、自分自身が近況報告することを失念しにくいため、おすすめです。

予約当日でも、不調を感じたら無理しない

マタニティエステの予約当日、「なんとなく気分が悪い…」「いつもより体調が悪いかも…」と感じた場合は無理をしないようにしましょう。

「今日を逃したら次はいつになるかわからない」「せっかく予約したのに…」と思う気持ちもわかりますが、妊婦さんは何より体調に気を付ける必要があります。

無理してエステやマッサージを受けた後、万が一体調が悪くなってしまえば、辛くなるのはあなたとあなたの家族です。

健やかなマタニティライフを送るためにも、調子がよいときに通い、調子が悪いときは休むという心構えを持ちましょう。

少しでも不調を感じたらすぐに中断してもらう

マタニティエステを受け始めた後、途中から気持ち悪さや痛みなどの不調を感じたら、すぐに中断してもらいましょう。

エステサロンやブライダルエステのスタッフも「施術中に体調が悪くなったらすぐに言ってください」などと案内してくれるはずですが、言わなければ伝わりません。

気を遣ったり我慢したりしないで、すぐに気分が悪い旨を伝え、しばらく休んで調子が戻れば再開するとよいでしょう。

もしあまりに調子が悪くなった場合は、我慢せず病院に相談してくださいね。

妊婦が受けられるマタニティエステのメニュー

妊婦さんが受けられるマタニティエステのメニューとしては、「フェイシャルエステ」「ボディマッサージ」「ボディマッサージ」の3つです。

ここでは、それぞれの特徴や内容、注意点について紹介します。

フェイシャルエステ

フェイシャルエステは、マタニティエステの中でも人気のメニューです。

妊娠によってホルモンバランスが乱れがちになることで起こる乾燥やシミ、たるみやむくみといった肌トラブルにアプローチしていくメニューが多い点が特徴です。

手技によるマッサージ中心のメニューが一般的で、リンパや血液循環が促進され、肌ツヤの改善効果が期待できます。

フェイシャルエステの場合、基本的に赤ちゃんへの影響がないと言われており、マタニティエステサロンはもちろんブライダルエステサロンでも受けられることが多いです。

相場観としては1~2万円ほどで、デコルテや肩、背中や二の腕といった上半身をケアできるコースの場合は5万円前後で受けられます。

安心して受けるためには、よくお医者さんに確認し、体調を見ながら通うようにしてくださいね。

ボディマッサージ

マタニティエステにおけるボディマッサージは、硬や腰、背中、足といったボディラインをリンパの流れに沿ってマッサージしていくメニューです。

むくみや冷え、肩コリといった気になるお悩みを改善する効果が期待できます。

また、アロマオイルを使う施術や妊娠線を予防できるメニューなども豊富にあります。

相場観としてはやはり1~2万円ほどで、シェービングなどが含まれるブライダルコースの場合は5~8万円ほどが相場です。

サロンによっては妊娠初期から臨月直前まで受けられる店舗もありますが、必ず医師に確認してから予約を取るようにしましょう。

シェービング

ブライダルシェービングは、結婚式を控えた妊婦さんから人気のブライダルエステメニューです。

顔や襟足、背中、二の腕などの角質除去と産毛のケアが受けられるサロンが多く、ウェディングドレスをキレイに着こなせるキレイな肌に導いてくれますよ。

脱毛の場合はマシンを使用するため避けるべきですが、シェービングであれば妊婦さんでも比較的安全と言えます。

なお、シェービングの相場観としては1dapプランで2~3万円ほどで、1か月コースの場合は4~5万円が相場です。

ブライダルシェービングエステサロンなど専門店も豊富にあるため、近くの店舗を探してみてくださいね。

ただし、シェービングを受ける場合も必ずかかりつけの産科や産婦人科に確認してくださいね。

サロン選びのポイント

この項目では、マタニティエステやブライダルエステを受ける妊婦さんのために、サロン選びのポイントを解説します。

サロンの所在地についても簡単に触れているので、ママはもちろん、「家族や友人にマタニティギフトとしてマタニティエステをプレゼントしよう」と考えている方も、ぜひ参考にしてくださいね。

店舗型のマタニティエステorブライダルエステがおすすめ

ホテルのマタニティコース、マザーコース、ブライダルコースなどもありますが、定期的に通うのであればエステサロンの店舗を選ぶことをおすすめします。

また、通うことがおっくうになってしまえば本末転倒ですので、できれば自宅から20~30分のところにあるサロンを選ぶとよいでしょう。

体験コースがあるサロンを選ぶ

マタニティエステやブライダルエステのサロンでは、初めてのお客に向けて体験コースを用意している店舗が多い傾向にあります。

「実際に通い続けられるか」という観点からサロン選びをするためにも体験コースを利用し、施術の内容や流れ、サロンの雰囲気などを確かめておくとよいでしょう。

オーダープランがあるサロンも◎

「体毛の濃さが気になる」「身体が凝っている」「肌の乾燥とむくみが気になる」など、妊婦さんが抱くお悩みは1人ひとり異なります。

また、その日のコンディションや気分によって受けたいメニューも変わるため、オーダープランが用意されているサロンを選ぶのもポイントです。

背中や二の腕のシェービングや全身マッサージ、フェイシャルエステなどのメニューが組み合わせられるため、気になる部位の集中ケアができますよ。

そもそもサロンはどこにあるの?

地方に住んでいる方は、「マタニティエステサロンなんて見たことないけどどこにあるの…?」と戸惑ってしまうかもしれません。

しかし、マタニティエステの需要は右肩上がりのため、都内や関東エリアはもちろん、全国に展開されています。

  • 都内エリア:銀座、恵比寿、六本木など主要エリアはもちろん、浅草や二子玉川、阿佐ヶ谷、三軒茶屋にも
  • 関東地方:千葉県柏市、神奈川県武蔵小杉やたまプラーザ、川崎市、埼玉県、栃木県足利市など
  • 中部地方:岐阜県、山梨県、新潟県、石川県金沢市、愛知県など
  • 中国地方:山口県、島根県出雲エリアなど
  • 九州地方:北九州エリア、福岡県、長崎県、熊本県など
  • 東北地方:山形県、青森県、岩手県など
  • 近畿地方:兵庫県、大阪府、京都府など

マタニティエステやブライダルエステのサロンの所在地を一部抜粋してみました。

このように、都内や関東はもちろん、全国に展開されているため、場所を選ばずに通えるのもうれしいですよね。

ホットペッパービューティーなどで検索をかけると、お近くのサロン情報を調べることができますので、ぜひお気に入りのサロンをみつけてください。

妊娠線のケアはいつから始めたらOK?

妊娠によってお腹が大きくなることで生じる妊娠線は、ケアすることで予防できる可能性があります。

「必要以上に太らなければできにくい」という意見もありますが、対策することでできにくくなるなら、試さない手はないでしょう。

そんな妊娠線のケアは、つわりが落ち着く4カ月頃からを目安に始めるのがベターです。

オイルやクリームを塗って保湿をしながら行うマッサージや入浴、心地よさを感じる程度のストレッチなど、自宅でケアする方法もありますので、ぜひ取り入れてくださいね。

もちろん、妊娠線のケアを得意とするサロンもあるので、気になる方はぜひ探してみてください。

疲れやすい時期だからこそ、リラックスしながらキレイを目指そう!

このページでは、出産や結婚式を控えた妊婦さんに向けて、おすすめのマタニティエステについて解説しました。

女性の身体は妊娠することによってホルモンバランスが変化するため、身体の疲れや肌の乾燥、かゆみ、ニキビといったトラブルなどが起きがちです。

そんなママに向けたメニューを用意しているマタニティエステなら、ハンドマッサージやアロマ、美容液などを使ったボディエステやフェイシャルエステにより、心地よい時間を過ごすことができますよ。

なお、妊婦さんがマタニティエステやマッサージを受けられる期間はサロンによって異なりますが、大体妊娠16週から35週までだと言われています。

安定期前や臨月直前でも受けられるサロンもあるようですが、きちんと医師に確認し、安心して受けられるようにしましょうね。

マタニティエステは、健やかなマタニティライフを過ごしたいママにおすすめのメニューです。

疲れやすい時期だからこそ、たまには特別なご褒美がほしいですよね。

あなたも、マタニティエステでリラックスしながらキレイを目指していきませんか?

この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら

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この記事を書いた人

スキンケア商品に定評のある国内人気化粧品メーカーの元美容部員。
妊娠・出産で退職後、子育てをしながら美容情報を発信しています^^

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