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産後のむくみ改善マッサージやアロママッサージはいつからOK?
妊娠から出産を通して、妊娠前との身体の変化を感じますよね。
体型の変化だけでなく、ホルモンバランスによるメンタルの変化も。
そのため、産後ケアはとても重要です。
適切なタイミングできちんとケアすることにより、心身ともに妊娠前に戻ることができます。
産後ケアで、妊娠前の自分を取り戻しましょう!
産後にケアをおすすめする部位
出産で崩れてしまった体型を戻したい人に、特にケアをおすすめしたい部位を紹介していきます。
骨盤矯正
妊娠中は胎児の成長とともに骨盤が大きく広がります。
出産後は、ある程度自然に閉じていきますが、妊娠前と同じ状態まで戻るのは非常に難しいと言われています。
そこで、重要なのが骨盤矯正。広がった骨盤を正常に戻す施術です。
出産後の骨盤を歪んだままにしておくと、身体全体に悪影響を及ぼします。
内臓が下がることでお腹が出るなどの体型の変化や、血行不良により代謝が低下して太りやすくなることもあります。
出産後の体重や体型変化で悩む方も多い中、骨盤をズレたままにしておくのはより悪化させることにつながってしまいます。
骨盤矯正は、骨盤まわりの筋肉をほぐすことでバランスを整えていく施術です。
骨盤の位置を矯正することで、出産後の体型を元に戻していく効果が期待できます。
胸の張り
産前・産後は胸の張りや痛みを感じる方多いですよね。
胸の張りの解消についてはこちらの記事で紹介していますのでぜひこちらも見てみてください!
足・全身のむくみ
妊娠中だけではなく、出産後もなかなか治らないむくみ。
いつも履いていた靴や指輪がきつく感じたり、目が腫れぼったく感じるのもむくみです。
これは、ホルモンバランスや体内の水分量の変化が原因。
出産後は女性ホルモンの減少が著しく起こりますが、体内の水分量も低下します。
女性ホルモンの減少が激しい時は、むくみだけではなく更年期のような症状が現れることも。
では、水分量の変化はなぜ起こるのでしょう?
それは、分娩時に羊水が一気に体外に排出されるので、逆に体内の水分を溜め込もうという働きが起きます。
急激に水分量が低下し水分を溜め込もうとする作用により、むくみが起こるのです。
また、出産時の出血によって血液量が不足することもむくみの原因になります。
産後のむくみは一時的なものですが、病気の可能性もあるので注意しましょう。
代表的なものが、妊娠高血圧症候群。
むくみだけでなく、頭痛や高血圧の症状がある場合は必ず病院に行って検査するようにしましょう。
肩こり
肩こりは、肩のまわりの筋肉に負担がかかるだけでなく、血行不良になることで筋肉の柔軟性が失われて固くなることで起こります。
実は産後も肩凝りで悩む方が多いです。
その原因となるのが骨盤の歪み。
骨盤の歪みは、肩こりの原因となる肩甲骨や肩関節の歪みにも影響を及ぼします。
さらに、赤ちゃんの授乳や抱っこも肩こりの原因に。
赤ちゃんをあやす時や授乳、寝かしつけなど、赤ちゃんを抱っこしている時間は長いですよね。
また、授乳の時やおむつ替えの時は背中を丸めて前かがみの状態になります。
前かがみの同じ姿勢を続けていると、肩に負担がかかって肩こりになりやすくなってしまいます。
さらに、妊娠中から産後はなかなか運動することができないですよね。
運動不足も血行不良を引き起こすので、肩こりの原因に。
このように、妊娠中から産後は肩の負担や血行不良を起こしやすいので肩こりになってしまうのです。
産後マッサージはいつから始めてOK?
自分でのケアも大事ですが、毎日怒涛の育児でお疲れのママもご褒美が欲しい!
たまにはマッサージやリラクゼーションなどで癒されたいですよね。
でもいつから通ってOKなのか不安な人もいると思いますので、施術や部位ごとに目安をご紹介します。
産後の骨盤矯正
骨盤矯正は、一般的に産後1〜2ヶ月くらいから始めてよいと言われています。
早く身体を出産前に戻したいと思う方も多いかもしれないですが、母体が出産のダメージから回復したタイミングで始めるようにしましょう。
人によってダメージの回復の時間は異なるので、身体が元に戻ってきたと感じたタイミングから始めるのが大切です。
帝王切開の場合は回復にもっと時間がかかる場合があるので、自分での判断が難しいときは医師や施術師に相談してから受けるようにしましょう。
また、骨盤矯正で効果的なのは出産後半年までと言われています。
出産後半年以内は骨盤が柔らかいので矯正しやすく効果が出やすいです。
半年を過ぎると骨盤矯正ができないというわけではないですが、効果があまり期待できなかったり施術を受け付けていないところもあるようなので注意が必要です。
産後の足・全身マッサージ
産後マッサージは、基本的には産後1ヶ月程度で問題がなければ受けることができます。
整骨院で骨や関節の位置を整えていく施術も、リラクゼーション目的のアロママッサージも同様に産後1ヶ月を目安にしてください。
しかし、骨盤矯正同様に人によって身体の状態は異なるので、自分自身の身体の状態を確認しながら始めるようにしましょう。
また、子宮が回復してくるのは3ヶ月くらいが目安なので、それまではお腹周りのマッサージは避けましょう。
産後のフェイシャルマッサージ
産後のフェイシャルマッサージは、身体に負担がかからないので、産後すぐに受けることができます。
ただし、受ける施術によっては産後1ヶ月からとなっているところもあるので、施術内容とサロンに確認してから受けるようにしましょう。
お店で産後マッサージを受けるならどこがおすすめ?
整骨院・鍼灸院
整骨院では骨盤矯正の施術をしてくれるところが多くあります。
骨盤や身体全体の歪みの状態を確認しながら矯正してくれるので、骨盤だけでなく身体全体を正常な位置に戻してくれるのも嬉しいポイントです。
身体全体の歪みがなくなると、産後の体型も戻りやすくなります。
鍼灸施術では、血行促進や免疫力向上、疲労感の緩和が期待できます。
腰痛や疲労感が緩和されるだけてなく、頭痛やめまいの予防も。
また、出産でダメージを受けた身体を改善して、ストレスや疲労感などの緩和にもつながります。
出産後に生理不順に悩む方も多いですが、鍼灸施術によってホルモンバランスも整えることができます。
マッサージサロン
マッサージサロンでは、産後に起こりがちな様々な体調不調、精神的ストレスを緩和するマッサージを受けることができます。
産後の腹部や腰などの痛みを和らげるだけではなく、早期回復が望めます。
また、張っている胸の改善にも効果的。
マッサージは、身体的負担を取り除けるだけではなく、精神的な負担も和らげる効果が。
産後はホルモンバランスの乱れから普段よりもイライラしがちになるので、リラックス効果のあるマッサージを受けることでストレスが緩和され、心身ケアに繋がります。
カイロプラクティック
カイロプラクティックとは、骨格調整です。
痛いイメージがありますが、一瞬なので痛みがなく身体への負担が少ないのに効果が高い施術です。
出産で身体に非常に大きな負担がかかっているので、負担が少ないカイロプラクティックはおすすめの施術です。
産後は授乳などで前屈みになり姿勢が悪くなりがちですが、姿勢も矯正することができます。
カイロプラクティックにも色々な種類があるので、気になる方は自分の体調に合わせた施術を調べてみてください。
セルフでできる産後マッサージ
足のむくみ解消
セルフマッサージをする時は、滑りを良くするために、マッサージオイルやクリームを使うようにしましょう。
肌の摩擦が減らせるだけではなく、保湿もできるので乾燥対策にもなります。
足先から身体の中心に向けて手のひらで優しく包み込みながら、マッサージしてください。
ふくらはぎを押し当てながら引き上げていくイメージです。
続いて、関節部分にはリンパ節が多く存在するので、関節部分を中心に優しくマッサージしましょう。
リンパの流れがよくなることで、むくみや疲労の改善が期待できます。
肩こり改善
肩に手を当てて凝っている箇所をピンポイントで見つけてみましょう。
凝っている箇所が見つかったら、痛くない程度に押しながら肩を10回程度回します。
揉みほぐさずに、凝っている箇所を押しながら肩をストレッチすることがポイントです。