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年齢が出る!?手のケアで指先から美しく!
人目に触れる機会も多い「手」ですが、手は顔以上に年齢が出るということをご存知でしょうか。
ここでは、手に年齢が出やすい理由やシワ・シミ・血管の浮き出しなどトラブル原因、そして若見えのためのケア方法などを詳しくご紹介します。
手は年齢が出やすい!?
「手」は年齢が出やすいパーツです。主な理由として、以下の4つが挙げられます。
- 皮脂腺が少なくバリア機能が弱い
- 紫外線や外気にさらされる機会が多い
- 手洗いや家事などでダメージが蓄積される
- 顔と比べてケアが足りない
手のひらには皮脂腺がなく、手の甲や指にもほとんど皮脂は分泌されていません。
にも関わらず、手は毎日さまざまな刺激を受け続けています。
その結果、シワやシミなど年齢を感じさせるトラブルが生じやすくなってしまうのです。
手のシワ、シミができる原因
手のシワ、シミができる主な原因として、以下の4つが挙げられます。
- 加齢
- 炎症
- 乾燥
- 脂漏性角化症
それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。
加齢
手のシワやシミができる原因の一つに「加齢」が挙げられます。
なかでも「老人性色素斑」と呼ばれるシミは加齢による影響が大きいとされています。
紫外線を浴びると、皮膚にあるメラノサイトが肌を守るためにメラニンを生成します。
生成されたメラニンは肌のターンオーバーによって少しずつ排出されますが、加齢によってターンオーバーが衰えている場合、排出しきれないメラニンが肌に残り、それがシミの原因になってしまうのです。
特に、紫外線が当たりやすい手の甲は、老人性色素斑の好発部位とされています。
皮膚の炎症
やけど、かぶれ、虫さされなどが原因の「炎症」も手のシミの原因になります。
炎症が起きると傷を治すためにメラノサイト細胞が活性化し、大量のメラニンが生成されます。
ターンオーバーによって排出できる量を上回るメラニンが生成された場合、それがシミとなって肌に残ってしまうのです。
乾燥
「乾燥」は手のシワの大きな原因です。日々の手洗いやアルコール消毒、洗剤の使用などによって皮膚の一番外側にある角層内の水分が失われると、肌が乾燥してシワができやすくなります。
また、夏の紫外線も手のシワには悪影響です。紫外線は肌を乾燥させ、皮膚の奥にある真皮の弾力を保つ細胞を傷つけます。
さらに、空気が乾燥する秋・冬も、手のシワができやすい季節と言えるでしょう。
脂漏性角化症
手のシミが少し盛り上がっている場合は「脂漏性角化症」の可能性があります。
脂漏性角化症は別名「老人性イボ」とも呼ばれる良性の腫瘍で、紫外線や加齢による脂質代謝の異常が原因で生じると考えられています。
また、前述の老人性色素斑が変化して、脂漏性角化症ができるケースもあります。
手の血管が浮き出る原因
手に年齢が出る理由として、前述のシワ・シミ以外に、血管の浮き出しも挙げられます。
手の血管が浮き出る主な原因としては、以下の4つがあります。
- 皮膚の菲薄化(ひはくか)
- 紫外線の影響
- 血管の老化
- 遺伝
これらの原因についても、一つずつ見ていきましょう。
皮膚の菲薄化(ひはくか)
加齢とともに、肌の弾力を保っているコラーゲンやエラスチンの量が減少すると、表皮が薄くなっていきます。これを肌の菲薄化(ひはくか)と言います。
菲薄化が進むと肌の張りが失われ、肌表面に血管が浮き出て見えてしまいます。
特に女性の場合、コラーゲンの生成を促す女性ホルモンの分泌が加齢によって減少することで、菲薄化が進みやすいと言えます。
皮膚の老化
長期間に渡って紫外線を浴び続けると、肌の細胞がダメージを受けて、シミ、シワ、たるみが増える原因となります。これを「光老化」と呼びます。
なかでも手は紫外線の影響を最も受けやすい部位です。光老化によって皮膚の老化が加速すると、前述の菲薄化が起こり、血管が浮き出る原因となってしまいます。
血管の老化
一般的に、年齢を重ねると血管の壁は厚くなり、弾力性が低下していきます。その結果、手の血管が浮き出しやすくなります。
また、加齢のほかに、脂質や糖分の多い食生活、過度な飲酒、喫煙、運動不足なども血管の老化を促進させます。
遺伝
両親や祖父母など、身内に血管が太く浮き出ている人がいる場合、遺伝が原因の可能性もあります。
肌の強さや衰えにくさは、生まれながらの体質にも左右されます。そのため、手の血管が浮き出しやすい人もいれば、そうでない人もいるというのが現実です。
若見えしたいなら手のケアに力を入れるべし
いつまでも若々しい手をキープしたいのであれば、手のケアに力を入れる必要があります。
若見えのための主な対策として、以下の4つが挙げられます。
- 紫外線対策
- 保湿
- 角質ケア
具体的にどのような対策をすれば良いか、詳しくご紹介します。
紫外線対策
手のケアにおいて紫外線対策はとても大切です。前述の通り、手は常に紫外線に晒されているため、体のほかの部位よりも「光老化」が進みやすいと言えます。
老化を進ませないためには、外に出るときはUVカット機能のあるアームカバーをつける、日焼け止めをしっかり塗るなどの対策を行う必要があります。
特に、紫外線対策はシワやシミの予防に効果的です。短時間の外出にもアームカバーや日焼け止めを使う習慣を身につけることが、若見えする手の維持に繋がります。
保湿
保湿も手のケアには欠かせません。皮脂腺の少ない手は乾燥しやすく、また日々の生活の中でさまざまなダメージを受けやすい部位だからです。
手を洗った後や「乾燥しているな」と感じたときは、ハンドクリームで小まめに保湿をするようにしましょう。
また、顔のスキンケアをする際に化粧水を手にも塗り込み、その上からハンドクリームをつけて油分でうるおいを閉じ込める方法もおすすめです。
指先のささくれなどが気になるときは、キューティクルオイルも効果的です。爪の周りに塗ることで、よりしっかりと乾燥を防ぐことができます。
角質ケア
指の角質ケアも、若見えには重要な要素と言えます。
乾燥やターンオーバーの異常、仕事や家事による繰り返しの刺激によって、指先の角質は硬く、そして厚くなりがちです。
その状態を放っておくと、指先がガサガサと荒れた状態になってしまい、見る人に老けた印象を与えてしまいます。
角質ケアのやり方としては、専用のアイテムを使って自分で角質を削る方法や、ネイルサロンでプロのトリートメントを受ける方法などがあります。
自分でケアをする場合は、角質を削った後、化粧水やハンドクリーム、キューティクルオイルでしっかり保湿を行いましょう。
まとめ
日頃からさまざまなダメージに晒され、年齢が出やすい「手」。
メイクやファッションを頑張っていても、手がシワやシミだらけだったり、血管が浮き上がっていたりすると、老けた印象になってしまいかねません。
若々しく美しい手をキープするためには、年齢が出る原因を把握し、それに見合う対策を行うことが大切です。若見えのする魅力的な手を手に入れるためにも、こちらにご紹介した内容を参考にしていただければと思います。