デリケートゾーンの臭い対策でコンプレックスとさよなら!

デリケートゾーン臭い対策

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「デリケートゾーンの臭い」に悩む女性は多いけれど、なかなか人に打ち明けられなかったり、どう対策すれば良いのかわからず、放置してしまうケースが少なくありません。

また、間違ったセルフケアを続けてしまうと、症状が悪化したり、ひどい場合には社会活動や「QOL (Quality of Life)」(生活の質)に影響することもあります。

この記事では、デリケートゾーンの臭いの原因と対策について詳しく紹介します。

目次

今話題のフェムテックとは?

デリケートゾーンに限らず、生理や妊娠、性に関する悩みを周りに相談することは少ないのではないでしょうか。少なくともこれまではそういう傾向がありました。

でも最近では、女性の健康やライフステージで起こる悩みを共有し、助け合う手段として、「フェムテック(Femtech)」が注目されています。

フェムテックとは「Female(女性)」と「Technology(テクノロジー)」からできた造語で、女性特有のお悩みを解決に導くツール(モノやサービスなど)のことです。

今回のデリケートゾーンの臭いのお悩みもまさにフェムテックで解決につながる情報を得られる問題です。

デリケートゾーンの臭いの原因

デリケートゾーンの臭いの原因はひとつではありません。原因によっては、生活習慣を見直すことで改善が見込めるものもありますし、産婦人科での受診が必要な場合もあります。

原因が分からないまま間違ったセルフケアを続けることで、体に悪影響を及ぼすこともありますから、まずは臭いの原因を知ることから始めましょう。

ここでは、デリケートゾーンが臭ってしまう主な原因を紹介します。

①病気

健康的な女性の膣の中は、雑菌が繁殖したり、膣内に侵入したりしないよう、デーデルライン桿菌という乳酸菌の働きによって弱酸性に保たれています。

そのため、正常な状態の膣は少し酸っぱい匂いがするといわれています。このバランスが崩れると膣内のバリア機能が弱まり、雑菌が増えて生臭いような臭いになることがあるのです。

普段と違う臭いがしたり、おりものの量が変わったと感じたら、婦人科系の病気が隠れていることもあるので注意しましょう。

②汗などの体質

体臭といえばワキガがよく知られているところですが、実はワキガの人はデリケートゾーンも臭う傾向があるといわれています。ワキガの原因であるアポクリン腺は、デリケートゾーンにも多く存在し、特有の臭いを発生させることから「すそわきが」と呼ばれています。

すそわきがが原因でデリケートゾーンが臭う場合、市販薬ではなかなか完治が難しいといわれており、ボトックス注射やHIFU(ハイフ)といった美容整形の施術が必要な場合もあります。また、多汗症で汗と雑菌が混ざり悪臭を放つこともあります。

③加齢によるホルモン分泌の低下

加齢により女性ホルモンの分泌が低下すると、GSM(閉経関連泌尿性器症候群)と呼ばれる病気になることがあります。GSMの症状の中に「膣分泌液の低下」があり、そのため膣の自浄作用が機能しにくくなり、臭いの原因になることがあるのです。

GSMの症状の改善には、投薬や膣トレーニング、膣エステなどの方法があります。

また、膣内に乳酸を補充するジェルも市販されているので試してみるのも良さそう。

④生活習慣

日常生活の中で、生活習慣の乱れによりデリケートゾーンの臭いにつながることも少なくありません。例えば、ストレスや疲れ、睡眠不足やデリケートゾーンの洗い過ぎなどがそれにあたります。

また、下着やナプキンによるムレにより、雑菌が繁殖して婦人科系の病気を引き起こし、悪臭のあるおりものがみられることもあります。

この場合、生活習慣を見直すことで改善できる可能性があります。

デリケートゾーンの臭い対策

デリケートゾーンの臭いには様々な原因があることが分かりましたが、具体的にどのように対策すれば良いでしょうか。

間違った対策を続けても、症状が改善するどころか、悪化してしまうこともあるので原因に応じて適切なケアを行う必要が。

ここでは原因別に、臭いのコンプレックスから解放される方法をくわしく紹介します。

①病気

婦人科系の病気が原因でおりものの量や臭いに変化が現れる主な病気や症状には、次のようなものがあります。婦人科系の病気は、放置すると不妊症の原因になることもありますから、もし臭いの他に、おりものの色や量の変化、痛み、かゆみや不正出血などの症状をともなうようであれば、早めに婦人科を受診しましょう。

  • 細菌性腟症(魚やチーズの腐ったような臭い)
  • クラミジア感染症(無症状、または黄色味のあるおりものや不正出血)
  • カンジダ腟炎(白い酒粕のようなおりもの、かゆみ)
  • トリコモナス腟炎(排尿、性交時の痛み、異臭のするおりもの)
  • 子宮内膜炎や子宮頸がん(出血や膿のようなおりもの)

また、臭いが気になるからと温水洗浄便座で洗いすぎる方もいますが、自浄作用を持つデーデルライン桿菌まで洗い流してしまい、かえって臭いの原因になったり、雑菌が侵入して婦人科系の病気を引き起こしたりする可能性があるため注意しましょう!

②汗などの体質

多汗症や、すそわきがが原因でデリケートゾーンの臭いにつながっている場合には、まず市販薬を使う方法があります。

ただ、すそわきがの場合、市販薬がなかなか効かないことが多く、根本的な治療をするにはボツリヌス注射やHIFU(ハイフ)など、美容整形の施術を受けるという選択肢も。

美容整形の施術は、切らずにできるものや、比較的リーズナブルな施術もあるので、無料カウンセリングなどを利用し、最適な治療方法を診断してもらうのが良いでしょう。

③加齢によるホルモン分泌の低下

加齢によるホルモン分泌の低下が原因で、膣の自浄作用が機能しなくなり、デリケートゾーンの臭いにつながっている場合には、膣トレーニングや膣エステ、婦人科での投薬治療などの方法があります。

膣トレーニングや膣エステは、セルフケアも可能です。

④生活習慣

間違ったセルフケアや習慣などが影響して起こるデリケートゾーンの臭いを改善、予防するためには、生活習慣を見直す必要があります。

自覚がないまま間違ったケアを行っていたり、自身の体調や精神状態が影響しているケースも少なくありません。

様々な原因で徐々に臭いにつながっているので、改善には時間がかかる場合もありますがぜひ最後まで読んで参考にして下さいね!

1.デリケートゾーン専用の洗浄剤を使って洗う

デリケートゾーンは、洗浄力の高い洗浄剤を使ったり洗いすぎたりすると、自浄作用が機能しなくなり、臭いの原因につながることがあります。

デリケートゾーン専用の洗浄剤を使って、洗い過ぎないように注意しましょう。

また、清潔にしたい余りにゴシゴシこするのは黒ずみの原因になるため、NG!

洗浄剤を泡立てて泡で優しく洗いましょう。膣内を洗うと自浄作用がなくなりますから、これもNGです。

恥垢がたまってしまい臭いにつながっている場合は、専門知識を持つ膣エステの施術によって掃除してもらう方法もありますよ。

2.ストレスをためない

ストレスによって女性ホルモンのバランスが崩れ、デリケートゾーンが臭うことがあります。ストレスの原因を取り除くことができれば、それに越したことはありませんが、無理な場合(仕事など)は、なにかストレスを解消する方法を見つけて、ストレスを溜めないようにしましょう。

3.質の良い睡眠を取る

睡眠不足も、女性ホルモンの乱れの原因になります。その結果、膣内の自浄作用が機能しなくなり、デリケートゾーンの臭いにつながることがあります。

質の良い睡眠は、女性ホルモンの生成が活発になる午前0時〜6時を含めて7〜8時間取るのが理想的です。

特に眠り始めの3時間はホルモンの分泌が活発化しますから、その時間に深い眠り(ノンレム睡眠)に持ってこれるよう、寝る前のスマホチェックは避けましょう。

※ノンレム睡眠とは、脳もしっかり休んでいる状態の睡眠。
寝る前のブルーライトの影響でノンレム睡眠への入りを阻害してしまうことも。

4.食生活の改善

デリケートゾーンに多いアポクリン腺から出る汗は、食べた物の影響を受けますから、肉や乳製品といった動物性たんぱく質や脂肪を多く摂っていると臭いの強い汗になりがちです。

食事はバランス良く摂るよう心がけ、特に豆類などの植物性たんぱく質や魚、野菜類を積極的に摂るようにしましょう。また、膣内のデーデルライン桿菌はグリコーゲンを餌にしているので、果物や柑橘類を摂るのも良いですね。

5.下着の素材を見直す

通気性の悪い素材や、締め付けの強い下着は、デリケートゾーンのムレの原因となり、雑菌が繁殖して婦人科系の病気を引き起こしたり、臭いにつながる可能性があります。

下着は通気性の良い綿などの素材がおすすめです。また、生理用ナプキンやおりものシートはこまめに交換するようにしましょう。夏場はもちろんですが、冬場も厚手の洋服やタイツなどでムレやすいので要注意!

まとめ

デリケートゾーンの臭いの原因はさまざまですが、生活習慣を見直すことで改善できるものも多いです。

フェムテックを福利厚生に取り入れる企業や、自治体も少しずつ増えていますから、利用できるものがあれば、積極的に利用しましょう。

年齢を重ねると、デリケートゾーン以外にも変化が現れることがありますが、フェムテックを利用することで、変化に対応しながら上手に自分の体と付き合っていきましょう。

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