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二の腕のブツブツをなくすには?原因と対処法を紹介
「二の腕のブツブツ、なんとか治したい…」「自分でケアしても全然よくならない…」
二の腕のブツブツがあると、このような悩みが尽きませんよね。
周りの目が気になって、ノースリーブやオープンショルダーの服が着られないということもあります。
小林製薬株式会社のアンケート調査によると、「皮膚のブツブツが気になっている」と答えた人の割合は、全体のおよそ6割。※
そのうち、76%の方が「いい対処法が見つからない」と悩んでいるんです。
そこでこのページでは、下の3つについてまとめました。
- 二の腕のブツブツができてしまう原因
- 今日から始められる対処法
- 二の腕のブツブツを改善したい方におすすめのメニュー
二の腕のブツブツは、正しいケアやプロの手を借りることで治すことができます!
ぜひ今日から正しいケアを実践して、ツルツルのお肌を目指していきましょう!
※参照元:小林製薬株式会社「多くの方が抱える肌トラブル こんな二の腕などのブツブツのお悩みに~お悩み実態調査~」
二の腕のブツブツが起きる原因は?
二の腕がブツブツしていると、なめらかな肌触りとはほど遠い「ザラザラ」の肌になってしまいます。
このブツブツは「サメ肌」とも呼ばれますが、医学的には「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」または「毛孔角化症(もうこうかくかしょう)」と呼ばれています。
この項目では、そんなブツブツの正体と原因、二の腕のブツブツ肌に陥りやすい人の特徴について見ていきましょう。
二の腕のブツブツの正体
二の腕のブツブツには、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」または「毛孔角化症(もうこうかくかしょう)」という病名があります。
一般的には正常な肌色をしていますが、中には赤みを帯びた状態(紅斑)になるケースも…。
そのブツブツとした見た目やザラザラとした肌触りから、「二の腕のブツブツはニキビと同じ」と考える方もいます。
しかし、症状自体は軽く、炎症を起こしたり腫れ上がったりしないことから、ニキビと二の腕のブツブツ「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」はまったくの別物です。
治療法やケア方法も違うので、「しっかりケアしているのになかなか治らない」ということがあれば、皮膚科で診断を受けることをおすすめします。
二の腕のブツブツが起きる原因
二の腕のブツブツは、ターンオーバーの乱れによって毛穴に古い角質が蓄積されることが原因で起こります。
ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことで、通常の肌はおよそ1ヶ月で表面の古い角層が剥がれ落ち、新しい皮膚に生まれ変わります。
このターンオーバーが正常に行われず、毛穴に角質がつまってしまったり、その毛穴に毛が巻き込まれてしまったりすると、ブツブツザラザラした二の腕になってしまうのです。
ターンオーバーが乱れる原因は、以下のようにさまざまです。
- うるおい不足
- 間違ったボディケア
- 摩擦や紫外線のダメージ
- 栄養バランスの偏った食事
- 疲労やストレス、寝不足
このような生活を続けていると、二の腕だけではなく、肩やお尻、太ももなどほかのパーツにブツブツが出てしまう可能性も…。
ブツブツ肌を改善するためには、正しいケア方法と生活習慣を意識することが大切です。
二の腕のブツブツが起きやすい人
二の腕のブツブツは、10代の30~40%に見られるほど一般的な皮膚疾患です。
加齢とともに治まるケースもありますが、30代、40代で二の腕のブツブツに悩む方もいます。
やはり乱れた生活を送っていたり、ボディケアを怠っていたりすると、二の腕のブツブツが起こりやすく、治りも遅くなってしまいます。
睡眠不足や運動不足、ビタミンなど美肌に必要な栄養素の不足、暴飲暴食、タバコ、お酒など、肌によくない習慣は避け、内側から美を目指す努力が必要です。
また、カミソリや毛抜きでのムダ毛処理やワックス脱毛など、日常的に肌へのダメージを受けている方も、ブツブツ肌になりやすい傾向があります。
「1度治ってもすぐに再発してしまう」「なかなか治らない」という方は、日常生活に二の腕のブツブツを引き起こす要因が隠れていないか探してみましょう。
二の腕のブツブツへの対処法は?
ここでは、二の腕のブツブツの一般的な治療法や治療薬、ケア方法などを紹介します。
すぐにでも始められる自宅ケアの方法についてもまとめたので、ぜひ今日から取り入れてくださいね♪
気になっても、いじるのはNG
二の腕のブツブツは、ボディタオルでこすったり、爪でつぶしたりすると簡単に取れることもありますが、これはNG。
毛穴や細かな傷に細菌が入ると、炎症が起きたりシミになったりするケースもあるので気を付けましょう。
また、オロナインやニベアなど自宅にあるアイテムを使いたくなる方もいるかもしれませんが、こちらについては自己責任で使用しましょう。
しっかり治療していきたいのであれば、ブツブツ肌用のクリームや薬を使うことをおすすめします。
今日から始められる自宅ケアの方法5つ
この項目では、今日から始められる自宅ケアの方法を5つ紹介します。
「なるべく自力で治したい」という方は、ぜひ日常のケアに取り入れてくださいね♡
①保湿ケアの徹底
二の腕のブツブツは、保湿不足による乾燥が気になるケースも多いため、保湿ケアを徹底することが大切です。
お風呂上がりにすぐ保湿したり、こまめにクリームを塗ったりしてうるおいが不足しないような習慣を心がけましょう。
ボディクリームやローションなどお手元にあるものでも構いませんが、とくにおすすめなのは尿素が配合されたアイテムです。
硬くなった古い角質を柔らかくし、角質層にうるおいを与えてくれる効果が期待できるので、新しいケアアイテムを取り入れるときにはチョイスしてみてくださいね!
また、秋冬はとくに空気が乾燥しやすくお肌の水分量も低下してしまうため、加湿器を使うのもおすすめです。
②フルーツ酸配合のスキンケア
二の腕のブツブツには、フルーツ酸配合のスキンケアアイテムもおすすめです。
フルーツ酸には、肌のザラつきやゴワゴワなど、毛穴のつまりを引き起こす古い角質を取り除いてくれる効果が期待できます。
「ピーリングジェル」や「ボディソープ」「マッサージソルト」など、さまざまなタイプが市販されているので、お気に入りのものをチョイスしてみてくださいね。
ただし、肌が荒れやすい方や炎症を起こしている方、フルーツ酸配合のスキンケアが初めてだという方は、とくに注意して選ぶようにしましょう。
③紫外線ケアの徹底
紫外線によるダメージは、肌のターンオーバーを乱れさせる原因のひとつなので、しっかり紫外線対策することが大切です。
とくに二の腕を露出することの多い春夏は日焼け止めや日傘、UVカットのアームカバーなどを使用し、紫外線をブロックしてくださいね。
また、日焼けしてしまうとお肌が乾燥したり、場合によっては炎症を起こしたりしてしまうので、クールダウンや保湿などのアフターケアも必要です。
毎日の努力が二の腕のブツブツの改善・予防につながるので、根気よく紫外線ケアしていきましょうね!
④上質な睡眠と規則正しい生活
睡眠不足や昼夜逆転、栄養不足など不規則な生活は、ターンオーバーを乱れさせる原因のひとつ。
二の腕のブツブツだけではなく、肌荒れや色ムラなどトラブルを引き起こすことにもつながるので、今日から上質な睡眠と規則正しい生活を心がけましょう。
バランスのよい食事、ストレッチやウォーキングなど適度な運動、1日6~8時間の睡眠、減煙や禁酒など、できることからで大丈夫です。
また、日ごろストレスを感じることが多いという方は、お風呂のときにバスオイルやアロマを使ったり、心地よい音楽を聞いたりなど、自分を労る時間を長く取ることもポイント。
二の腕のブツブツを治すためにも、「生活習慣をリセットするチャンス」と考えて、楽しみながらケアできる工夫をしていきましょう。
⑤天然素材の服を選ぶ
二の腕のブツブツが気になる場合、チクチクする素材の服や毛穴を塞ぐほどぴったりと密着する服、汗を吸ってくれない下着などは避けましょう。
健やかな状態の肌を保つためには、皮膚呼吸がしやすいことも大切なので、綿や麻、シルクなど天然素材の衣服を選ぶことがポイントです。
また、バスタオルやボディタオルなど、直接肌に触れるものをチョイスするときも、なるべくダメージが少ないものを選ぶことをおすすめします。
摩擦や布の繊維などによる物理的刺激が肌のターンオーバーを乱れされることもあるので、新しく購入するときは気を付けてくださいね。
気になる場合は皮膚科へ
「毎日のケアを徹底してもまったく治らない」「あまりにも長引くので心配」
このように、二の腕のブツブツが気になる場合は、皮膚科を受診するのもひとつの方法。
皮膚科で取り扱いがあるのは、下のような軟膏やクリームなどです。
- サリチル酸ワセリン軟膏
- 尿素が配合されたクリームや軟膏
- ステロイドの軟膏やクリーム
- ヘパリン類似物質を含有するクリーム
- レチノイド酸(ビタミンA)配合の外用薬
- 活性型ビタミンD3配合の外用薬
このように、炎症を抑えてくれるもの、保水効果を高めてくれるもの、毛穴につまった角質を溶かしてくれるものなど、さまざまな種類があります。
肌の状態によって処方されるものが異なるので、自己判断で医薬部外品や通販を使うことは避け、皮膚科に頼ることが大切ですよ。
二の腕のブツブツをキレイにするには?
「皮膚科に行ったけど、思ったより改善しなかった」「薬を塗る以外の対処法はないの?」
このように考えている方には、以下のような美容医療のメニューを受けることをおすすめします。
- ケミカルピーリング
- フラクショナルレーザー
- ダーマペン
以下では、それぞれのメニューの特徴や効果、費用相場などをまとめたので、要チェックですよ!
ケミカルピーリング
二の腕のブツブツは、皮膚表面ではなく、毛孔の中で起こっている皮膚トラブルなので、「ケミカルピーリング」が効果的です。
ケミカルピーリングとは、グリコール酸などのフルーツ酸を肌に塗り、古くなった角質の融解・剥離・除去を目指す治療法です。
市販のフルーツ酸ピーリングと違い、薬剤を使ってアプローチする方法のため、早期的に治療できます。
- 毛孔に詰まった皮脂を取り除く
- 肌のターンオーバーを整える
このような働きを持つケミカルピーリングでは、二の腕のブツブツだけではなく、ニキビ跡やくすみなどを改善する効果も期待できますよ!
ケミカルピーリングの料金相場としては、1回あたり5,000~7,000円(2021年11月時点)です。
肌の状態に合わせて薬剤をチョイスできるので、気になる方はぜひ美容皮膚科やメディカルエステに問い合せてみてくださいね♡
フラクショナルレーザー
二の腕のブツブツを根本的に改善するには、皮膚の深部にアプローチ可能な「フラクショナルレーザー」がおすすめです。
フラクショナルレーザーとは、小さな点状にレーザーを当てることで表皮に穴を空ける治療法です。
クリニックによっては、表皮にグロスファクターや幹細胞培養上清液といった有効成分を浸透させ、ターンオーバーの正常化を目指す方法もあります。
- 皮膚を土台から入れ替え、厚くなった角質を取り除く
- コラーゲンの産生を促し、肌悩みへの効果を発揮する
フラクショナルレーザーにはこのような働きがあるので、二の腕のブツブツを根本から改善する効果が期待できます。
二の腕のブツブツだけではなく、くすみやニキビ跡、肌のザラつき、デコボコ肌などを改善する効果も見込めるので、キレイな二の腕を目指している方にピッタリですね♡
フラクショナルレーザーの料金相場は、1回あたり15,000~20,000円(2021年11月時点)です。
気になる方は、ぜひお近くの美容皮膚科・総合美容クリニックのカウンセリングを受けてみてくださいね!
ダーマペン
外用剤が効きにくい二の腕のブツブツには、「ダーマペン」もしくは「ダーマローラー」がおすすめです。
ダーマペンとは、およそ0.2mmの細い針を使って、お肌に微少な穴を空けていく肌再生治療です。
肌が傷つくと自然治癒力が働き、美肌に欠かせないコラーゲンやエラスチンが生成されます。
そして、ターンオーバーが促進されることで毛孔のつまりが改善され、ブツブツ肌の改善が目指せるのです。
- 針で物理的に丘疹(ブツブツ)をつぶす
- グロースファクターやコラーゲンピールなど有効成分の導入
ダーマペンの施術では、直接ブツブツ肌にアプローチするだけではなく、健やかな肌が目指せる成分を浸透させていける点が特徴です。
サーモンPDRN、ヒアルロン酸、フィロルガ135HAなど、ダーマペンと相性のよい成分も豊富なので、肌の状態に合わせたオーダーメイドな治療も可能ですよ♡
ダーマペンの料金相場は、1回あたり20,000~40,000円(2021年11月時点)で、併用メニューによって金額が変わります。
美容皮膚科など医療機関のほか、メディカルエステでも受けられる人気メニューなので、気になる方はぜひチェックしてくださいね♡
日ごろのお手入れとプロによるケアで二の腕のブツブツを撃退しよう♡
二の腕のブツブツは、医学的には「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」または「毛孔角化症(もうこうかくかしょう)」と呼ばれる皮膚トラブル。
皮膚の表面ではなく、毛孔の中で起こっているものなので、セルフケアや皮膚科の治療などでは改善しないこともあります。
「二の腕のブツブツを根本から改善したい」「キレイな二の腕になりたい」という方には、プロの手を借りることをおすすめします。
とくにおすすめなのは、ケミカルピーリングやフラクショナルレーザー、ダーマペンといった美容医療のメニューです。
二の腕のブツブツだけではなく、くすみやニキビ跡、肌のザラつき、デコボコ肌などあらゆるトラブルを改善する効果が見込めるので、要チェックですよ!
あなたも日ごろのお手入れとプロによるケアを上手に取り入れて、ツルツルでキレイな二の腕を目指していきませんか?♡