ほくろのとり方の種類を解説!自分に合った方法を見つけよう

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「ほくろを取りたいけど怖い」

「ほくろを取るのにかかる費用ってどのくらいかかるの?」

顔や首などに目立つほくろがあると、気になってしまい、コンプレックスになることもありますよね。

実際にほくろを取りたいと思った時に、こんな不安や疑問をお持ちではないでしょうか?

そんなあなたのために、この記事では

  • ほくろの基礎知識
  • 除去方法の種類
  • ほくろを取るための実際にかかる費用

を紹介します。

ほくろを取ろうかなと少しでも思っている方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

ほくろはなぜできるの? 

ほくろとは、メラニンやメラノサイトと呼ばれる物質が皮膚の一部に集まり、茶色や黒色、黒褐色といった色の斑を形成したものです。

多くは後天的に発生し、幼少期から増えはじめ、20~30代にピークを迎えます。

ほくろが出来る原因は次の4つです。

①紫外線を多く浴びた

②女性ホルモンの関係

③肌の刺激

④生活習慣

それぞれの詳細を解説していきます!

①紫外線を多く浴びた 

メラニン色素は、紫外線などの影響を受け出てくるものです。

通常は、表皮の細胞内に取り込まれ、体の機能により排出されますが、強い紫外線を浴び続けるとほくろができやすくなってしまいます。

②女性ホルモンの関係 

紫外線対策をしていても、残念ながら女性の中にはほくろができやすい方がいます。

それは、女性ホルモンが影響している可能性があるからです。

「プロゲステロン」という女性ホルモンが多く分泌されると、メラニンが多く作られます。

その結果、ほくろができやすくなってしまうと言われています。

特に生理前や妊娠、出産時はプロゲステロンの分泌が活発になります!

③肌の刺激 

皮膚は強い刺激を受けると、メラノサイトがメラニンを作りやすくなります。

そのため、体の同じ部分が何度もこすれると、その部分にメラニンが多くなり、ほくろが増えます。

メイクやスキンケアの際は、肌に過度な刺激を与えないように、「優しく」お手入れをすることがポイントです!

④生活習慣 

生活習慣や食生活が乱れると、新陳代謝やホルモンの乱れにつながります。

そのため、睡眠不足、偏った食生活、過度のストレスを受け続けていると、ほくろができやすくなります。

ほくろを出来にくくするだけではなく、体と心の健康を保つためにも、バランスの整った食事としっかりとした睡眠が重要です。

ほくろをとっても問題ない? 

「できる原因は分かったし、予防方法も分かったので今あるほくろを取りたい!」

と思った方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、基本的にほくろは取らなくてもいい良性の場合がほとんどです。

では、ここからは「取らなくていいほくろ」と「取るべきほくろ」の2種類のほくろを解説します!

「取らなくていいほくろ」と「取るべきほくろ」 

ほくろには、大きく分けて良性、悪性の2種類があります。

特徴は以下の通りです。

①良性

【形】左右対称で、大きさや色の濃さが均一

【大きさ】直径が6mm未満のものが多い

②悪性黒色腫(メラノーマ)

【形】細胞の異常な増加により、形がギザギザしていたり、いびつであることが多い

【大きさ】大きくなるペースも早いので、6mm以上であることが多い

基本的にほくろは良性であり、治療の必要がないことが一般的です。

しかし、悪性黒色腫(メラノーマ)は、皮膚にできる「がん」の1つです。

30歳代以上の成人に発生することが多く、特に血縁のある親族に悪性黒色腫の患者がいる場合にかかりやすいと言われています。

気になるからといって、かきむしったり、傷つけたりすることは、絶対にやめましょう。

悪性黒色腫(メラノーマ)は早期発見・治療することで、身体への負担を最小限にとどめることができます。

ほくろが発生し、急に大きさや色に変化があった場合は皮膚科に相談をおすすめします。

ほくろのとり方の種類(それぞれどんなほくろに適しているのか)

ホクロを取る方法は、「レーザー照射」と「切除」の大きく分けて2通りです。

また、ほくろが、出来ている場所、大きさ、深さ、色などによって治療の選択肢が変わってきます。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分にあった方法を選択しましょう!

レーザー照射による除去

炭酸ガスレーザー

波長10,600nmの赤外線領域の光を発する、水に反応するレーザーを使った方法です。

皮膚には水分が多く含まれているため、レーザーを照射した部分で熱が発生し、ほくろが削られるという仕組みです。

【メリット】

  • 1回の施術で終わることが多い
  • 局所麻酔を使うため痛みが少ない

【デメリット】

  • 大きいものは、1週間ほどテープでの保護が必要
  • 保険が効かない

Qスイッチ

正常な皮膚や血管にダメージを与えることなく、メラニン色素のみに反応する波長(694㎚)を使い肌を傷つけずにほくろを除去する方法。

【メリット】

  • メラニン色素にのみ反応するので、他の皮膚へのダメージがほとんどない
  • 施術後のダウンタイムが短い

【デメリット】

  • ヒリヒリとした痛みが数日続くこともある
  • 施術中は、輪ゴムで弾かれた様な痛みを感じることがある。

ピコレーザー

Qスイッチレーザーの照射時間「ナノ秒(10億分の1秒)」より短い「ピコ秒(1兆分の1秒)」単位でレーザーを照射する方法です。

【メリット】

  • 照射時間が極めて短いため、痛みや皮膚へのダメージが少ない
  • 施術後のダウンタイムが短い

【デメリット】

  • 施術中は、輪ゴムで弾かれた様な痛みを感じることがある。
  • 一過性といわれているが、施術後に肌荒れの様な状態になることがある。

ほくろの切除 

電気メス

電気メスの熱を用いて短時間で綺麗にほくろを除去する方法です。

施術後、除去した部位に少しくぼみができますが、徐々に皮膚が再生することで、平らに戻ります。

【メリット】

  • 大きさによるが、1回の施術で終わる
  • 傷口がほとんど目立たない

【デメリット】

  • おおきなほくろの場合は、陥没するケースが多くなる
  • 底部に焦げが残ってしまう場合がある

切開法 

大きさが5mmをこえるほくろの除去は、切開法で行います。

ほくろの周辺を木の葉状に切開してほくろを取り除き、縫合します。

深い場所にある、ほくろの根元組織まで取り除くため、再発の可能性は低いことも特徴です。

【メリット】

  • 施術後の再発が少ない
  • 麻酔をするので施術中の痛みがない

【デメリット】

  • 小さなほくろにはあまり適さない
  • レーザーなどに比べ、施術時間が長い

ほくろ除去の費用相場

ほくろ除去の費用は、治療方法やほくろの種類、大きさなどによって変わってきます。

病気の治療を目的とした場合は、保険診療、それ以外のコンプレックスなどの目的で除去する場合は、自由診療です。

​​

自由診療の場合、3mm未満のほくろで10,000円程度、5mm以下のほくろで15,000円程度、5mm以上のほくろで20,000円程度が費用の目安です!

レーザー切除
施術方法炭酸ガスレーザーQスイッチピコレーザー電気メス切開法
施術時間約5〜30分約5〜30分約5〜30分10〜30分10〜30分
ダウンタイム約10日程度約1〜2週間ほとんどない約2週間約1〜2週間
料金の相場約3000円〜約5000円〜約5000円〜約3000円〜約5000円〜

※2021年10月時点でのリサーチ価格です。

ほくろの状態や各クリニックによって値段が変わる場合があるので、行きたい病院で直接確認するようにしましょう。

「ほくろ」をとってよりよい人生を

目立つほくろがなくなることで、メイクやファッションをより楽しめます。

もちろん費用や時間もかかり、肌荒れなどの個人差があるものなので、全員におすすめできるわけではありません。

しかし、今回ご紹介した通り、ダウンタイムもほとんどなく当日に施術が終わるものもあります。

もし、今あなたがほくろで悩んでいるのならば、ぜひクリニックで話を聞いてみてください。

今より楽しい人生が待っているかもしれませんよ!

そして、ほくろを取り終わった後は、さらなる美を求めて、ぜひエステサロンでのケアも取り入れてみてください!

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この記事を書いた人

スキンケア商品に定評のある国内人気化粧品メーカーの元美容部員。
妊娠・出産で退職後、子育てをしながら美容情報を発信しています^^

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