EMSのダイエット効果は?脂肪には効かない?

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「EMSって付けるだけでいいらしいけど、本当に効果あるの?」

「あんまり効果ないってネットでもよく見るから使うか迷うなぁ」

筋トレに興味のある方であれば、どこかで「EMS」と聞いたことがあるかもしれません。

しかし、その効果についてあまりよいうわさを聞かず、上記の様な疑問を持っていませんか?

そんな方に向けて、この記事では

  • EMSとは
  • EMSの効果について

を紹介していきます。

筋トレに興味があってEMSの効果について知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

EMSとは 

EMSとは「電気的筋肉刺激」の「Electrical Muscle Stimulation」の頭文字を取ったものです。

通常、筋肉は、脳からの運動神経からの「動け」という指令によって、収縮したり緩んだりしたりしています。

EMSは、筋肉に直接電気を流すことで、脳の指令に代わって、筋肉を刺激し収縮、緩めさせることができるエクササイズ機器です。

もともとは、低周波を流して体の痛みを抑えたり、リハビリ効果を上げたりする医療用器具として開発されたものです。

しかし、筋肉を直接刺激することによるトレーニング効果が認められ、リハビリ分野だけでなく、アスリートの筋力増強にも使われるようになりました。

また、EMSはインナーマッスルを鍛えられる器具として有名です。

筋肉には、大きく分けて以下の二種類があります。

  • アウターマッスル(表層筋肉)で、表層にある比較的大きな筋肉
  • インナーマッスル(深層筋肉)は、関節の安定性を高めたり呼吸にも関わる筋肉

アウターマッスルは一般的な筋トレで鍛えやすいですが、インナーマッスルを鍛えるには、筋トレの詳しい知識や、体の動かし方を熟知しておく必要があります。

しかし、EMSを使えば簡単にインナーマッスルを鍛えられます。

EMSは電気で直接的に筋肉へ刺激を与えられるので、効率よく鍛えられるからです。

そのため、筋トレを始めたばかりの方などまだ慣れていない方におすすめです。

EMSによるダイエット効果

「EMSは付けるだけで良いし、楽に痩せられそう」

「付けるだけで痩せるってこと?」

EMSとはどんなものなのかを紹介してきて、上記のように思われた方もいるかもしれません。

もちろん、EMSを使用することによってダイエット効果はあるのですが、直接的に脂肪に働きかけ、体重が減っていくわけではありません。

では、どういうメカニズムでダイエット効果があるのか。

ここからは、EMSとてダイエットの関係について解説していきます。

筋肉に働きかける 

ダイエットとは食事制限をしたり、運動で脂肪を燃焼させて自分の目指す体を手に入れることですが、脂肪を燃焼させるために筋肉が重要です。

筋肉量を増やすことのメリットの1つに、基礎代謝が上がることが挙げられます。

筋肉量が増え、基礎代謝が上がることで、寝ているときや動いていないときでも筋肉が脂肪を燃やそうとしてくれるということです。

つまり、体内のエネルギーを多く消費する「太りにくい体」にすることが出来るのです。

脂肪自体には効果がない!? 

EMSは電気を使うという性質上、電気を通さない脂肪にはほとんど効果を発揮しません。

つまり、直接的に脂肪を減らすという効果は期待できません。

しかし、EMSは筋肉には働きかけ、筋肉の発達を促すものです。

そのため、使用することで、筋肉量が増え、基礎代謝やエネルギー消費量がアップします。

その結果、間接的に脂肪燃焼に働きかけることができます。

また、EMSに並行して実際の運動を行うこともおすすめです。

並行して行うことで、エネルギー消費量がより増え、体内の脂肪を今よりもエネルギーとして使うことにもつながります

EMSが直接的に脂肪に働きかけることはほとんどありませんが、使用することでより効率のよいトレーニングが行えます。

自宅用EMS機器が効果ないと言われる理由 

ネットを見ていると家庭用のEMSは効果がないと言われがちです。

ここからは、レビューサイトでよく書かれていることや、家庭用と業務用のEMSの違いについてご紹介します。

説明書、使い方が難しい

家庭用EMSのレビューなどを見ていると説明書が難しいという点がよく書かれています。

EMSは基本的に付属のパッドを、鍛えたい部分に装着し、スイッチを入れるだけで使用できます。

しかし、説明書には、使用法や注意するべきことなど多くの項目が記載されており読むのが嫌になるほど、分厚いものもあります。

また、さまざまな機能がついているものもあり、複雑な操作が必要なものもあります。

効果を最大限に発揮するためにも正しい使用方法と注意事項などはしっかりと理解しておく必要がありますが、機械に弱い方には使用までのハードルがとても高いといえます。

周波数が弱い

家庭用EMSと業務用EMSでもっとも大きな違いは周波数です。

簡単に言うと「電気が筋肉に届く距離」の違いを指します。

周波数が高ければ高いほど体の深部までアプローチできます。

EMSの機械には低周波、中周波、高周波のものがあります。

低周波

周波数が0,1Hz~1,000Hzのもの。

一般的に販売されている家庭用EMSは低周波の、20Hz~100Hzが多く、表層に近い筋肉を動かすことができます。

また、皮膚に近いため、EMS特有のピリピリとした痛みを感じることがあります。

中周波

周波数が1,000Hz~10,000Hzのもの。

家庭用EMS、業務用EMSのどちらにもあり、低周波マシンよりも深い皮下2~3cmまでを動かすことができます。

低周波のものと比べると痛みは感じにくくなっています。

高周波

周波数が10,000Hz以上のもの。

自分では動かすことが難しいインナーマッスルを動かすことが可能で、深層約10cmまでの筋肉を動かすことができます。

周波数や出力が高いマシンは知識のない方は操作ができないため、家庭用EMSは低周波のものが多く、業務用EMSは中~高周波のものが多くなっています。

時間がかかる 

家庭用EMSはエステサロンなどに比べて時間の自由度も高く、好きなときに好きなだけ使用できます。

また、家庭用EMSの場合、安いものであれば数千円で購入でき、継続的にエステサロンなどへ通うよりは金額的な負担が軽くなります。

しかし、先述したとおり、家庭用EMSの出力は業務用のと比べると出力が弱いものが多いです。

そのため、業務用EMSによって数回で得られる効果を家庭用のもので得ようとした場合、何年も使用しなければならなくなります。

確かに家庭用EMSはエステサロンなどに行くよりも、家庭用EMSを買ったほうが金額的な出費は少ないのかもしれません。

ただ、弱い出力のものを長期間使用するよりも、エステなどに通い、短期間で使用する方が、時間も有効に活用でき、結果的なコストパフォーマンスが良くなるのではないでしょうか?

EMSはプロの施術で効果アップ!? 

おなかや腕など気にしている部分の脂肪を減らすことができれば、メイクやファッションなどをより楽しむことができます。

また、続けて使用することで、基礎代謝が上がり太りにくい体を作ることもできます。

家庭用のEMSは自分の好きなタイミングで使えるなどメリットも多いですが、エステサロンで業務用EMSを使うこともおすすめです

もちろん費用は家庭用よりもかかってしまうため、全員におすすめできるわけではありません。

しかし、今回ご紹介した通り、回数を少なくしてEMSを使う時間を短くすることで、他にやりたいことができるなど時間の有効活用が出来るかもしれません

もし、今あなたが家庭用か業務用で悩んでいるのであれば、ぜひエステサロンなどで話を聞いてみてください。

素敵なボディを目指しましょう!

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この記事を書いた人

スキンケア商品に定評のある国内人気化粧品メーカーの元美容部員。
妊娠・出産で退職後、子育てをしながら美容情報を発信しています^^

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